カテゴリー: 悩み解決

遺伝性陥没乳首の術式にはどんなものがある?

遺伝性陥没乳首とは?

陥没乳首とは、乳首が胸の内側に向かって凹んだ状態のものをさします。
突出していないため雑菌や埃がたまりやすく、乳腺炎の原因となってしまったり授乳時にトラブルが起こったりします。
これは遺伝性かといえば、先天的なものであると考えられています。
遺伝子は父と母のどちらからも受け継ぐもので、病気に関する遺伝子が子供に伝わる確率は50%です。

親のどちらかが陥没乳首だった場合、50%の確率で陥没乳首になると考えられます。
バストサイズが大きいと子供も受け継ぐことが多いですが、そもそも先天性と言われる陥没乳首はバスト成長期に乳管だけは未熟なまま乳房が大きくなった結果、内側から糸で引っ張られるような形で乳首が乳房に埋まってしまうというものです。
ですからバストサイズと共に陥没乳首も遺伝が関係していると考えられるのですね。
様々なトラブルを引き起こしてしまう陥没乳首ですが、重症の場合には手術で治療するという方法があります。

遺伝性陥没乳首の術式はどんなものがある?

陥没乳首の術式は、病院によって様々なタイプがあります。
軽度・中度の陥没乳首の術式では、糸で乳首を牽引して乳頭全体を吐出させ、根本部分を一部切開し、切開した皮膚を乳首の下に潜り込ませてから締めるという方法をとります。
重症度の陥没乳頭の術式では、乳頭を引き出してその上部を切開し、開いた乳頭の中の乳管を切らないようにストレッチさせ、伸ばします。
その後は軽度の時と同じように切開して乳頭の根元を皮膚でしめて縫合していきます。
以上の方法に、各病院がそれぞれにアレンジを加えています。値段も病院によってかなり違いますので、よく検討しましょう。
これから妊娠・出産を迎える予定がある女性は、是非乳管温存法の術式を選択してください。
乳管を切開する方法もありますが、それをしてしまうと母乳を出せなくなります。
」一度切ってしまった乳管は二度と元に戻りませんので、手術を受ける前に念入りに担当するクリニックと話しをしておきましょう。

まとめ

親から受け継いだ情報で出来ている体ですから、陥没乳首も親から受け継いでいることが多いでしょう。
様々なバストトラブルを起こしますが、手術で治療をするという方法もあります。
しかし術式はその症状レベルによっても病院によっても違いますので、まずは自分がどのような結果を望んでいるかを確認してからしっかりと病院に相談してくださいね。
特にこれから妊娠や出産を予定している方は、乳管を温存する方法を検討するようにしましょう。

陥没乳首の術式別の症例を紹介

陥没乳首は放置しておくとリスクが高い

乳首がへこんでいたり、真ん中がくぼんだり平坦になっている状態を陥没乳首と言います。
原因となるのは母乳を生成する乳腺を、それを運ぶ乳管の発達がアンバランスな点にあります。
刺激を与えれば乳頭が露出するタイプを、仮性・常に乳頭が陥没しているのを真性と呼びます。
見た目に不自然といった審美的問題だけでなく、女性のとっては色々なデメリットに直面することになります。
まず出産後の赤ちゃんへの授乳は真性では当然ムリですが、仮性の陥没乳首でも困難です。
へこんでいる部位には古い角質などがたまりやすく、雑菌が繁殖すると乳腺炎の原因となるのです。

乳腺炎になると文字通り、乳腺が炎症しますが、放置しておくと周囲の清浄な乳腺組織まで破壊され、うつぶせで就寝することが出来ないほどの強い痛みに襲われることも珍しくありません。
発熱や全身倦怠感などの全身症状も出現することもあるので、手術で陥没乳首を根治させておくのが賢明です。

陥没乳首の術式と症例

陥没乳首の主な治療は手術ですが、授乳機能の回復という意義をもっているので保険適用の対象になる症例もあります。
具体的には40歳未満で今後授乳の予定があり、授乳に支障があると医師が判断した方になります。
ところで陥没乳首の代表的な術式は、陥没乳頭形成術というものです。
陥没乳頭形成術の術式には幾つかのバリエーションがあります。
一般的な乳腺外科でも選択され症例も多い術式は、乳首のまわりを三箇所ほどZ型に切開するという方法です。
この切開で乳管による引っ張り状態を解除し、陥没乳首の改善を指向します。
症例数が多く陥没乳首に対して確立された術式ですが、あやまって乳管を切断してしまうリスクも抱えています。
また陥没乳首はさいはつしてしまったり、傷跡が残ってしまう可能性が指摘されているのも事実です。
そこで最近ではより切開範囲を小さくし、切開部位も二箇所ほどに減らすなど色々な工夫が実践されているようです。

まとめ

陥没乳首は審美的に問題になるだけでなく、出産後の赤ちゃんへの授乳が困難になったり、汚れがたまりやすいことによる乳腺炎のリスクなどの機能上・健康上のリスクをかかえています。
根治的に改善するには手術が確実で効果の永続性でも優れています。
陥没乳首の代表的な術式で、症例数も多いのは陥没乳頭形成術というものです。
乳首の周辺を三箇所、Z字型に切開をくわえて、陥没状態の改善を目指します。
40歳未満で授乳のよていがあれば、保険適用を受ける余地もあります。

陥没乳首の切らない術式が向いている人

陥没乳首の治療方法はいくつかある

陥没乳首になる原因は先天的なものがほとんどといわれており、乳管が乳房の大きさに対して短かったり、乳管周囲の組織が癒着することで起こるといわれています。
女性の約1割は片側、両側に陥没乳首になっているので、多くの方が悩んでいる症状の一つです。
陥没乳首は、乳首が常にへこんでいる状態は刺激を与えると突出する軽度から、吸引器を利用することで一時的に突出する中度、刺激を与えても全く突出しない重度の三段階に分けられます。
セルフケアを行うことで陥没乳首の症状を改善することも可能ですが、重度など自分では対処できない場合に限り形成外科や美容外科に受診をして、陥没乳頭形成術といった手術を受ける方も増えてきています。
一般的に医療機関で行う手術は、中度から重度の陥没乳首の症状に対して行うものなので、2~3ヵ所切開をして乳首を引き出し、突出した状態で縫合することで固定させる仕組みです。
ただ最近では陥没乳首の切らない術式が注目されるなど、治療方法も症状に合わせて選択することが出来ます。

陥没乳首の切らない術式が向いている人とは

一般的に陥没乳首の手術は、陥没の原因となっている組織の癒着を解除し、乳頭を持ち上げた状態で固定します。
ただ陥没乳頭形成術は乳首を数カ所切開をする必要があるので、技術の無い医師の元で手術を行ってしまうと傷跡が残ったり、最悪の場合乳管が切断されてしまう危険があります。
そこで注目されているのが陥没乳首の切らない術式です。
この術式の特徴としては乳頭に4ヵ所ごく小さな穴を開け、そこから細い糸を通して乳首を引き出し固定する方法です。
この術式はメスを一切使用しないため、傷跡も残らず自然な仕上がりになるメリットがあります。
また乳管温存もきちんと行えるので、将来出産を希望する女性にとって非常に魅力的な術式となっています。
この術式が向いている人の特徴として、刺激を与えれば乳首が突出する軽度の症状の方に限られます。
中度から重度の症状の場合切らない術式を行っても、再度陥没が起こってしまうため手術で慎重に剥離しながら乳管を温存する術式を選択する必要があります。

まとめ

女性の多くに症状がある陥没乳首は、人によって軽度から重度の症状の違いがあります。
そのため適切な治療方法として、医療機関では症状に合わせた陥没乳首の治療が行われていますが、一般的には乳首を数カ所切開して突出した状態に固定する術式を行っていました。
軽度の方に限り切開をせずに陥没乳首を改善する切らない術式が用いられており、傷跡が残りにくく乳管を温存することが出来るため大きなメリットがあると注目されています。

陥没乳首保険適用になる術式とは

陥没乳首の術式は場合によっては保険適用となる

乳首がへこんでいる状態を陥没乳首と呼ばれ、日本人女性の約3割がこの症状といわれています。
陥没乳首は乳管と呼ばれる管が発育不全になることで起こり、乳首がへこむことで汚れが溜まりやすく雑菌が繁殖しやすくなるため乳腺炎といった病気に繋がる危険があります。
また授乳時にもトラブルが起こりやすいため、機能性の問題として出産までに手術で治療する必要がある疾患だと考えられています。
40歳未満で今後授乳の予定がある女性を対象に、授乳に障害があると医師が判断した場合や授乳が困難だと思われる際に、陥没乳頭形成術と呼ばれる術式が保険適用になります。
この術式は医療機関によって切開方法が異なるため、診察から手術、アフターケアまで全て対応してくれる医療機関を探して治療を受けることをおすすめします。
適切な陥没乳頭形成術を受けることで、美容や健康、機能性全てを守ることが可能で、傷も残りにくいなどのメリットがあります。

陥没乳首の術式を受けた後の対処

軽度や中度の陥没乳首は、自分で行うセルフケアで症状を改善することが可能ですが、刺激を与えても乳首が出てこない重度の症状となると適切な術式の治療を行う必要があります。
安全に治療を受けるためには、手術だけではなく術後のケアまできちんと対応してくれるクリニックを選ぶことが重要となりますが、同時に傷口が炎症しないようにするためにも自宅でのお手入れも非常に重要です。
基本的に陥没乳頭形成術は日帰りで治療を受けることになりますが、傷口を切開して縫合しているため後日必ず抜糸のために来院をする必要があり、一般的に一週間ほどで抜糸となります。ただ切開をして内部に陥没していた乳首を引き出しているため、手術した乳首の傷が安定するまでには約3~6ヶ月ほどかかるといわれています。
そのため自宅でのお手入れ方法として、手術で引き出した乳首が扁平しないように圧迫感の少ない下着を身につけることが重要です。
近年はスポーツブラなどバストをしっかり支える下着の人気が高いですが、締め付けの強いブラジャーは乳首が再陥没してしまう原因になるので、身につける下着もしっかり選ぶようにしましょう。

まとめ

陥没乳首の治療方法として、形成外科や美容外科などで陥没乳頭形成術といった術式を受けることが出来ます。
授乳が困難な方や将来出産をする予定のある女性に関して保険適用で治療が受けられるようになっているので、陥没乳首で悩んでいるという方はまず医療機関に相談をすることをおすすめします。
また陥没乳首の治療後は傷跡が安定するまでに時間がかかるので、締め付けすぎない下着を身につけるなど自宅でのお手入れが重要となります。