陥没乳首の術式別の症例を紹介

3月 5, 2020 悩み解決

陥没乳首の術式別の症例を紹介

陥没乳首は放置しておくとリスクが高い

乳首がへこんでいたり、真ん中がくぼんだり平坦になっている状態を陥没乳首と言います。
原因となるのは母乳を生成する乳腺を、それを運ぶ乳管の発達がアンバランスな点にあります。
刺激を与えれば乳頭が露出するタイプを、仮性・常に乳頭が陥没しているのを真性と呼びます。
見た目に不自然といった審美的問題だけでなく、女性のとっては色々なデメリットに直面することになります。
まず出産後の赤ちゃんへの授乳は真性では当然ムリですが、仮性の陥没乳首でも困難です。
へこんでいる部位には古い角質などがたまりやすく、雑菌が繁殖すると乳腺炎の原因となるのです。

乳腺炎になると文字通り、乳腺が炎症しますが、放置しておくと周囲の清浄な乳腺組織まで破壊され、うつぶせで就寝することが出来ないほどの強い痛みに襲われることも珍しくありません。
発熱や全身倦怠感などの全身症状も出現することもあるので、手術で陥没乳首を根治させておくのが賢明です。

陥没乳首の術式と症例

陥没乳首の主な治療は手術ですが、授乳機能の回復という意義をもっているので保険適用の対象になる症例もあります。
具体的には40歳未満で今後授乳の予定があり、授乳に支障があると医師が判断した方になります。
ところで陥没乳首の代表的な術式は、陥没乳頭形成術というものです。
陥没乳頭形成術の術式には幾つかのバリエーションがあります。
一般的な乳腺外科でも選択され症例も多い術式は、乳首のまわりを三箇所ほどZ型に切開するという方法です。
この切開で乳管による引っ張り状態を解除し、陥没乳首の改善を指向します。
症例数が多く陥没乳首に対して確立された術式ですが、あやまって乳管を切断してしまうリスクも抱えています。
また陥没乳首はさいはつしてしまったり、傷跡が残ってしまう可能性が指摘されているのも事実です。
そこで最近ではより切開範囲を小さくし、切開部位も二箇所ほどに減らすなど色々な工夫が実践されているようです。

まとめ

陥没乳首は審美的に問題になるだけでなく、出産後の赤ちゃんへの授乳が困難になったり、汚れがたまりやすいことによる乳腺炎のリスクなどの機能上・健康上のリスクをかかえています。
根治的に改善するには手術が確実で効果の永続性でも優れています。
陥没乳首の代表的な術式で、症例数も多いのは陥没乳頭形成術というものです。
乳首の周辺を三箇所、Z字型に切開をくわえて、陥没状態の改善を目指します。
40歳未満で授乳のよていがあれば、保険適用を受ける余地もあります。

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